ドライブ・マイ・カー

60歳になって初めて、シニア料金でこれを見た。

日本映画賞総なめということで、話題になったというのも理由の一つだが、村上春樹原作というところにひかれた。

以前ストリーミング配信で、韓国映画버닝』バーニング(英題:Burning)を見て、良い映画だったので期待したのだ。(こちらはイ・チャンドン監督作品)

今回は日本の、濱口竜介監督作品であったが、以前の作品は見ていない。

3時間という長編作品だが、間延びしたところもなく最後まで見ることができた。

劇中劇の設定や、登場人物の様々な背景など複雑さはあるが、ストーリーは単純で分かりやすかった。
ミステリー仕立てのストーリー設定だが、何かわざとらしい演出に感じるのは私だけだろうか。
このようなエンターテイメント性の高さが、最近の映画評価につながるのだろうが、私にはいささか食傷気味に感じられる。(映画パラサイトもしかり)

脇を固める俳優さん(特に韓国人俳優)はユニークなキャラで良かった。

見た後につかれる感じがする。(念のため二回見ました)

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